« 英国の光と影 | トップページ | 欲張りオペラ »

政治と経済

日高義樹「アメリカの新国家戦略が日本を襲う」より・・・
・これまでの歴史でも明らかなように、共産主義国家と手を結んだ国の殆どが不幸に見舞われ破滅している。
・歴史的に見ても共産主義国家は他国を侵略する体質を持ち、自らのやり方で世界を動かそうとする。
・世界の歴史を見れば明らかなように、隣の大きな国と同盟した小さな国は結果的には飲み込まれてしまっている。
・残念ながら世界で日本を尊敬すべき国だと思っている国はきわめて少ない。アニメや剣道をふくめた日本文化と優れたモノ作りは尊敬されているが、国家としては尊敬されていない。その最大の理由は、世界の安全を維持するために日本の政治家が責任ある行動を全くとっていないからだ。・・・すでに述べたようにあらゆる点で、一流国である日本が尊敬されないのは、あまりにも遅れた政治の仕組みのせいである。
・これもすでに触れたことだが、歴史的に見れば第二次大戦後、国際的に重要な問題が二つある。一つは広島、長崎の悲劇を繰り返さないこと、もう一つはユダヤ人の抹殺を図ったヒトラーのホロコーストを二度と起さないことである。
・自民党を中心とする日本の古い政治体制がこれまで生きながらえてきたのは、日本の政治が経済だけに対処し、国の安全を考えなくてもよかったからだ。

・第二次大戦後アメリカの戦争を処理し、少なくともアメリカが混乱に陥ることを防いできたのは、共和党の大統領たちだった。1953年に朝鮮戦争を解決したのは共和党のアイゼンハワー大統領だった。1973年ベトナム戦争を解決したのも共和党のニクソン大統領だった。民主党のトルーマン大統領は朝鮮戦争を解決できず、ケネディー大統領はベトナム戦争を始めただけだった。カーター大統領はノーベル平和賞をもらったが、1979年のイランのアメリカ大使館襲撃占領事件を解決することすらできず、中東大混乱の原因を作ってしまった。クリントン大統領は外交問題が不得意で、「9・11」のテロ事件を事前に防ぐこともできなかった。「9・11」の数年前、世界貿易センターの地下駐車場に爆弾を搭載した車がテロリストによって持ち込まれ、大勢の死傷者を出したが、クリントン政権がこの事件の背景を詳しく究明しなかったため、テロリストたちが野放しとなり、後に大がかりな同時多発テロ事件の発生をゆるしたのである。

・ニューヨークでは1980年代に1年間で2000人がマフィアの闘争などで死亡している。2000人いえばイラクでの戦争2年間の死傷者を上回る。ジュリアーノ市長がいかに断固とした戦いをしたかがよく分かる。

|
|

« 英国の光と影 | トップページ | 欲張りオペラ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/403985/10404166

この記事へのトラックバック一覧です: 政治と経済:

« 英国の光と影 | トップページ | 欲張りオペラ »