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この十年

以前、自殺者数の推移から「日本の二千年問題」ということを考えたことがあるが、文芸春秋二月号で坪内祐三氏が深夜タクシーを待つ人、特に新宿あたりのマナーの悪さについて、「その光景を目にすると私は、あの頃(バブル時)までは、それでも、日本人はまだましだったのだな、と思う。この十年ぐらいで何かのたががはずれてしまったのだろう。」と書いている。
日本におけるこの十年というのは、興味深い時間だと思う。インターネット、携帯電話の爆発的な普及がすぐに頭に浮かぶ。日本のインターネット元年は1995年とよくいわれるが、ほぼピッタリと時期が重なっている。バブルの崩壊と、IT技術の急速な発展、それらを基盤とした様々な現象が複雑にからみあって日本は大きく変質したに違いない。この期間、日本と世界で何が起こっていたのかを仔細に点検したならば、おそらく現在の問題の骨組みが見えてくるに違いない。

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