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国を憂う?

この週末は、予定通り丹羽宇一郎の「汗出せ、知恵出せ、もっと働け!」を読んでおきました。講演会のエッセンスを11編集した本で、編集の力もあるかもしれませんが、「まずは社長が・・・」から7年の間に論点が整理されている感じがしました。内容は参考になる点も多く、もう少し考えてみたいと思います。
とは言うものの全体感としては経済界の人が踏み込んだ議論をするのはちょっとつらいなと思うところがいくつかあるなというのが第一印象でした。
例えば「エリートなき国は滅ぶ」という章がありましたが、この論点は昔から様々な人がいろいろな形で言っていることで、私もそうだと思うのですが、経済界の人が言うと、少なくとも私自身はなかなか心にしみるという感じではスッと入ってきません。それが何故かということを考えています。
「まずは社長が・・・」の中で、企業の中でのエリートの育成という会話があり、早い時期から目をつけた人材を育てていくという趣旨で、本人にも「透かし絵」のようにそれとなく分からせるとあります。では、それ以外の人はどうするのかというと、それ以外の人の方が多いのだから大丈夫なんだというようなことを言ってます。
こういった話は、実際の現場で人事の運用に関わっている人が言っていいんだろうかというのが、ちょっと疲れた現役サラリーマンの印象です。
ただ一方で、経済人がこういったことを声高に言わなければいけない程、事態が深刻だという面はあるのかもしれませんね。その辺、いろいろな点で考える糸口になりそうです。という意味では面白かったと言っていいかもしれません。
孫子の世代に「負の遺産」財政赤字を残すなというのは、全くそのとおりです。

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