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ゆるやかな経済

 玉村豊男の「田舎暮らしができる人、できない人」(集英社新書)の中に、「ゆるやかな経済」というくだりがある。
 特に都市部の人間の生活は、ほぼ全ての活動がお金を介して成り立っている。分かりやすい例でいうと、畑で野菜がとれすぎたので、ちょっと隣の大工さんにおすそ分けしたら、我が家の壊れた棚を休みの日に直してくれたとかいった貨幣経済の数字に表現されない外側の活動がほとんど無い、100%お金を介した生活の枠組みになっている。都市生活者はそれが気楽という面もあるが、いささかひよわな世界である。
 「ゆるやかな経済」、「小さな王国」、「生活のスケールダウン」。それでいて質の高い生活。そんなイメージでしょうか。グローバル経済とかいう暴力的なマネーゲームの大波にどっぷりのみこまれてしまわないための生活の「タメ」をどこかに見出していきたいものです。戦争が起こった時も、都市生活者はとても弱い立場に置かれます。

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