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物作り

 文芸春秋10月号の堺屋太一のコラムに次のような文章がある。「今、日本の造る携帯電話やパソコンにも、零戦や大和に類似した傾向があります。機能過剰になりすぎて、それを使いこなせる消費者が少ないため、外国にはほとんど輸出されていません。旧海軍と同じく現場優先市場劣後になっているのです。工業雁行論には、そんな気風を助長する危険があります。」

 「現在は、新しい工場建設の盛んな中国などの方がコンピューター化が進んでおり、日本の方が熟練者の職人芸に頼っている有様です。職人芸に頼り出すと、技術独裁主義の『零戦・大和現象』が生じる」と言うのですが、これはある面正しく、ある面間違っていると思います。

 物づくりに凝るというのは貴重な資質だと思います。瑣末な「支流」の部分はともかくとして、本流の部分については simple and reliable で、単純で堅牢な美しさに「凝る」というのがいいのではないかと思います。同じ機能を提供する場合でも、使い勝手が全然違う世界があり、その分野を切り拓いていくようにすると先が開けてくるような気がするのですがどうでしょう。

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