最後の冒険家
昨晩「最後の冒険家」を読みきってしまいました。熱気球というと、あまり馴染みがありませんが、それで富士山やナンガパルバートを越えて、最後には太平洋横断という冒険に旅立ってしまうという壮大な冒険物語。最初の太平洋横断トライに同乗した石川直樹氏が、二回目の挑戦で行方を絶った冒険家神田道夫氏についてしるした書です。
第一回目の挑戦に失敗し、太平洋の真ん中に墜落し、黒潮にのって北米大陸沿岸まで流れた後、赤道海流でUターンして日本(トカラ列島悪石島)に戻ってきたと思われる大破したゴンドラの写真が表紙になっています。
熱気球が8000mの上空でジェット気流に乗ると、時速200㎞のスピードで流れていくそうです。それでも、乗っていると風と一体となり、音もない静寂の中を流れていく感じがするという。この非現実的な世界。まだまだこの世の中、知らないことが多すぎると思いました。
気になったのは、捜索、救助を始めあまりに多くの人を巻き込んでいることでした。
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コメント
人を1人殺したことのある石川。その人の「死」に対して、遺族や世間に対して正式な謝罪もせずに、向き合っても受け入れてもいないくせに、よくもこんな「死」に関する本を上梓できるもんだ。石川の神経というのが、信じられない。
そしてその現実を知ろうとも、知りもせず、または受け入れようとせずに、ただ手放しで誉めたたえている各メディアとファンには、心底胸くそが悪くなる。3年前に起きていた事故が、もしも国内で起きていたら、今の彼の活動は許されていたか。
投稿: 亡霊 | 2009年1月19日 (月) 03時41分