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一勝九敗

 ファーストリテイリングの柳井正氏の「一勝九敗」を読んでみた。商売と経営は違うとし、現場での経験を踏まえながら、いかに会社を経営していくかについて具体的に記述されている。有能な人達との出会いをチャンスとしてきちんとつかまているのも、この熱意があるからだろう。本書を読むと、海外進出、他業種への進出の必然性も理解できる。
 一方、ビジネスの拡大そのものが生きがいのように読めるのだが、そのモチベーションがどこからくるのか、また「衣の文化」とユニクロの目指すところをどう考えているのか少し聞きたい気がした。
以前、青山で働いていた時、山本寛斎がスタッフ数名を引き連れて大きなジェスチャーで何かを語りながら歩いているのを遠目に見たことがあるが、オーラというかパワーを感じたことを覚えている。「かっこいい服を着たい」というアーティスト的な情熱がその原点だと思うが、それはそれで爽やかな感じもする。一方柳井氏の立ち位置は全く違い、そもそも彼自身が服が好きなのかどうかも読み取れなかった。

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