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同心円#2

「どこが秘密基地なの?」
と聞くと、、
「あそこだよ」
と言って、お酒のケースが重なっているところを指さしている。そこで隠れたりするのだそうだ。
つまり、僕にはただケースが重なっている酒屋さんの裏庭にしか見えないものが、子供たちにとっては秘密基地になっているのである。
何かを作ることが建築ではないのかもしれない。そこを自分の場所と感じられたら、それはもう紛れもない「建築」なのではないかと思った。
・・・
しかし、そこにはたくさんのことを感じられる空間が転がっており、僕たちはそれらを利用することで、世界中ほとんどを自分の家のような感覚で捉えて生活することが可能になる。そんな夢みたいなことができるのかもしれない。と、僕は考える。
・・・
そのような極小のモノを作り出すことによって、極大の空間を感じられることを可能にしている方法こそ、これからの生活に必要なものである。

「TOKYO 0円ハウス 0円生活」 坂口恭平(大和書房) より

→これは仏教的な世界観に通じるものがありますね。多分。

このブログの記事は、約300ずつ1冊の本にして、今3冊が手もとにあります。年が明けてパラパラと見ていたら、昨年のお正月は何も書いていません。2009年の正月は結構記事を書いていて、上記は1月5日の記事です。私自身もすっかり忘れていたのですが、坂口さんの本の抜粋です。「そこを自分の場所と感じられたら」という表現にひかれたものでした。建築の話に限らず、心構えとして、どこにいても心の平静を失わず、今自分のいる所が自分の場所と感じられたら大したものだとも思ったりします。
 いずれにせよ、ブログを紙にしておくと、一覧性があるので、忘れていたことを思い出す意味でも便利です。日記がわりにいろいろな事を書き留めて、時々見返してみると面白いものです。電子書籍版にできれば同じような目的に使えるかもしれませんので、それはそれで考えてみたいと思いますが。
 

 

 

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