« 普段からの心構え#3 | トップページ | 安全宣言という風評 »

放射能で首都圏消滅

 「放射能で首都圏消滅」(食品と暮らしの安全基金 古長谷稔 著)を読んでみました。2006年に書かれた本で、静岡の浜岡原発の危険性と、原発事故を想定した対応策について読みやすく述べたガイドブックのような本ですが、現在の福島第一原発の事故と重ね合わせてみると、実際に起こっていることのかなりの部分が本書の説明と重なっていることに驚きます。以下の記述などは、福島の状況とピッタリ一致します。
 「地震の後、原発で事故が起こっても、政府や行政、電力会社から放射能に関しての正しい情報はすぐには出ない、と考えておくのがいいでしょう。これまでに原発で事故が起こった時は、いつも発表は時間がたってからでした。一部の専門家がマスコミで指摘し、それから長い会議を開いてやって公表するのが過去のパターンです。真実が明かされるまでに数日待たされる可能性もあります。そんな悠長な話につきあっていたら、命がいくつあっても足りません。」
 思い出すのは、福島第一原発の水素爆発が起きた際、NHKでは爆発の映像を一切流さなかったことです。爆発前と後の写真を出して、何か爆発らしきものが起こったらしいといった言い方をしていました。NHKの立場ではそれが精いっぱいの報道だったのかもしれませんが、同じ時間帯にBBCやCNN等の海外メディアや民放では爆発映像が繰り返し放映されていました。そこで「これは報道に相当な圧力がかかっているな」と感じました。
 浜岡原発の場合、東京は風下にあたるため、事故が起こって6~8時間後には放射性物質が東京を直撃することになります。中部大学の武田邦彦氏もYoutubeで公開されているインタビューの中で、浜岡の危険性を指摘していましたが、専門家の間では常識となっているようです。いずれにせよ、自分でどう身を守るか、ささやかながらも対策を考えるしかありません。

|
|

« 普段からの心構え#3 | トップページ | 安全宣言という風評 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/403985/39642770

この記事へのトラックバック一覧です: 放射能で首都圏消滅:

« 普段からの心構え#3 | トップページ | 安全宣言という風評 »