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マティーニとジンの思い出

 昔、ロスアンゼルスのビルトモアホテルのバーでマティーニを頼んだ事がある。”ストレートアップ?”とバーテンダー。もちろん”Yes”だ。マティーニをオンザロックなんかにされてはたまらない。ジンのお好みは?と聞くので Beefeaterを頼んだ。そもそもマティーニを頼んでジンを何にするかと聞かれたのは後にも先にもその時だけだったが、とっさに、バーテンダーのかなりの人がビーフィーターでマティーニを作るとどこかで読んだことを思い出したのだ。それにどこにでもあるはずという安心感もあった。ジェームズボンドならゴードンだが、個人的にはゴードンはあまりマティーニには向いていないような気がする。彼も笑顔で私はそれだけで満足だった。
 カクテルと言えばマティーニだと思うのだが、シンガポールのラッフルズホテルのロングバーに、一緒に出張した同僚と行った時もマティーニを頼んでしまったのは失敗だった。ロングバーと言えばシンガポールスリングだ。その後行く機会がないので、あそこで話の種に飲んでおけばよかったなあと今でも後悔している。皆がシンガポールスリングを頼むので、ちょっと格好をつけてみたのだ。あの頃はまだまだつっぱってました。今ならやせがまんはしないだろう。
 やせがまんと言えばハードボイルドだが、その世界で有名なのはギムレットだ。上海の新天地のオープンカフェのようなバーでもマティーニを頼んだ事があって、「無い」と言われたのには驚いたが、マティーニは無いのにギムレットはあるというのでまた驚いたのを思い出す。
 そういえば、去年、根津で会社の宴会の後で同僚と入ったバーも、入った後「しまった」と思ったが、そこの女の子が「マティーニを作るの初めてなんです」といって出してきたのは、これまで飲んだ中で一番まずいマティーニだった。ご主人がすみませんと言って、よく分からないブルーのカクテルを出してくれたが何だか興ざめだった。
 ジンも種類があって、ボンベイサファイアなんていうのはボトルもしゃれて繊細な味わいがあるが、ちょっと物足りない気がする。最近はまた時々ジンを飲んでいるのだが、近くのスーパーでも売っているチープな感じのビーフィーターが、やはり気のおけないジンかと感じている。
 思えばロンドンでビーフィーターを見た時も当然のようにジンのボトルが頭に浮かんでいたものだ。

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