« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »

2012年2月

足るを知る

 昨日、埼京線の戸田公園という所で用事を済ませた後の帰り道、午後5時ころ赤羽から京浜東北線に乗り換えました。赤羽から同じドアから乗り込んだおじさん、というか多分70前後だと思うので、もうおじいさんと言っていい年配の人が車両の端の3人がけの優先席に2つあいているシートに座りました。私も向かいの席に座りました。おじさんは一瞬ホームレスかなと思うくらいくたびれた雰囲気だったのですが、改めて見ると服もかなり傷んでいるもののさほど汚れている訳でもなく、臭くもないようでした。顔つきを見ると、大工仕事でもやってる人かなという印象がちょっとしました。
 電車が赤羽を出ると、おじさん、持っていた手提げからコンビニ弁当の入れ物のようなものを2つ取り出しました。透明なフタから、煮物のようなものがのぞいています。ご飯もついていないので、何かの会合の余り物をつめたものを貰ってきたのかもしれません。
 おじさん、フタをあけると中をちょっと見ていましたが、箸も無いようだったのでどうするのかなと見ていると手でつまんで食べ始めました。「やるな」と思いつつ、ちょっと目を転じて社内広告を眺めていると、そのうち何か飲み始めました。おやと思い改めてそちらに目をやると、ワンカップの白鶴をあけてちびちびやりながら高野豆腐のようなものをむしゃむしゃやってます。おかずを食べる間は、ワンカップの置き場所が無いので足下の電車の床に置いちゃってます。田端につくまでの間で、おかずとワンカップをチャチャッとやっつけると、白いレジ袋に入れ物をきちんとつめて几帳面に口を結ぶと足下に置きました。
 この間、約10分の出来事。これがこの人の夕食かな等と勝手に想像してしまいましたが、むしゃむしゃ口を動かしているおじさんの満足そうな顔と、お酒をうまそうに飲んでいる表情が印象に残りました。暖房で暖かく、すいた電車のシートで何のてらいも気負いもなく悠然と煮物の余り物でワンカップをやって「今日はいい日だった」と言うようにうれしそうにしているみすぼらしいおじいさん。人生を額面どおり受けとめているような、それでいて満ち足りた風情に「おっさん、やるな」と再び思いつつ私は西日暮里で電車を降りたのでした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ガラスの汚れ

 古写真のアルバムが何十冊もあるので、最近これをスキャナーで電子化しています。スキャンした画像に筋が入るようになったので、読み取り面のガラスを眼鏡用のクロスでそっと拭いてみましたが、どうも改善しません。目をこらして見ても汚れているとも見えないので、どうも合点がいきません。ネットで調べてみてもやはりガラスかローラーの汚れと思われます。打つ手がないので、メーカー純正のCleaning Wipeなるものを購入してみました。一見、サンドウィッチについてくる小さなお手拭きのようなものでしたが、これでていねいにガラスとローラー等を拭いてみました。が、今一きれいにスキャンできません。そこで筋のついていると思われるあたりのガラス面を指でなでてみると、なんとひび割れかと思うような筋が感じられます。割れているはずないんだけどなあと思いつつゴシゴシこすってみると、少しずつとれてきました。何回かテストしながらこすり続けると、ようやくきれいになりました。なぜこんな筋がガラス面にこびりついていたのか合点がいきませんが、ともかくも結果オーライ。随分高い「お手拭き」でしたが、残り23枚もあるので機械がこわれるまではもちそうです。これでまた猛然と写真スキャンに取り組めます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

Webアルバム

 Webアルバムは大変便利ですね。昔は撮った写真を現像に出して、アルバムに貼付けるまで結構大変な作業でした。そんなアルバムが何十冊も家にあります。10年ほど前でしょうか、デジタルカメラに移行してからは実際に紙にプリントすることも少なくなりましたが、最近はさらにPICASAやFLICKRといったWEBアルバムに簡単に整理できるようになりました。昔、時間をかけて作ったアルバムも実際は殆ど見ることがなく何十年も眠ったままになっていたので、少しずつ整理を進めようと思っています。
 ということで、今日はPICASAの容量の拡張をしてみました。手続き後の表示では、反映までに少し時間がかかるように書かれていましたが、すぐに20GBに拡張されてました。紙にプリントした写真はSCANSNAPでスキャンしてJPEGでアップロードします。
 しばらく作業して気づいたのですが、縦の写真と横の写真を混ぜてスキャンしたので縦のものが横になって、それはそれで結構見づらいものです。そこでアップロードしたものを改めて縦のものは縦に向きをかえてみたところ、グッと見やすくなりました。(ちなみに、子供のとった写真は縦のものが四分の一くらいありました。私自身がとったものはおそらく一割もないと思いますので、ひとそれぞれということでしょうか。)
アップロードした写真に簡単なコメントを入れるとみちがえるようなWEBアルバムになります。Webアルバムは特にコメント入りで友人と「共有」すると楽しいものですね。昔の写真もしばしば見るようになり、スペースをとっていたアルバムも無くなって身の回りも整理されます。どこにいてもネットにつながれば見たい写真を見られるので、外出先で友人にiPhoneで昔の写真を見せるといった芸当も簡単です。最近はWiFi環境下で自動的にWebアルバムにデータを転送するカードもあるので、そのうち導入してみようかなと思っています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

園遊会

出勤前に茂木健一郎氏のTweetをもとに早速Kindleでダウンロード。その間約1分の速攻。$0.99。後は読むだけ(笑)。

「RT 「英語を生きる」ための素材
005 Katherine MansfieldのThe Garden Party。
本当に素晴らしい短編小説。」

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

訴求力

 TwitterやFacebookに記事をのせる、あるいはブログに記事を書く際、写真をつけると印象が全然違ってきます。下手な文章だけよりも一枚の写真の訴求力は、即効性という意味からも大きいのかもしれません。逆に言うと、文章だけで読ませる力というのは並大抵なものではないということかもしれません。
 情報量が多いという意味では、テレビ電話がもっと普及してもいいようにも思いますが、必ずしもそうでもなさそうです。自分と周りの様子が相手に見えるとなると、部屋のかたづき具合や着ている服、表情や女性であればお化粧も気になってしまうかもしれません。自宅からテレビ電話で話すというのは、私もよほどのことがなければ避けたいような気がします。
 じゃあテレビ会議はどうなんだと考えると、これはこれでそこそこ使えそうです。特に複数の人が参加する際は利用価値があると思います。最近は会議資料を画面で共有できる機能も進化しているようです。
 テレビ会議と言えば、かつて9.11の事件があった時、職場では本社とニューヨーク側を24時間テレビ会議でつないでいたことを思い出します。ずっと人がカメラの前に座っている訳でもないのですが、昼夜を問わず、何かあるとすぐにこちらとあちらで必要な人が集まってテレビ会議で協議するといった辛い状況が随分続きました。
 写真の話から脱線してしまいましたが、こういったツール、何をどう使えば効果的かよく考えることは大事ですね。冒頭書いた「筆力」というのも地味ながら忘れないようにしたいと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

文章のクオリティー

 伴美喜子さんという方の「マレーシア凛凛」という本を読みました。マレーシアの生活について何か適当な読み物がないかなと探していて、たまたま見つけた本だったのですが、長年の現地生活を通じて体験したいろいろな話題を暖かい視線で綴ったエッセイで好感を持ちました。
 文化、宗教、政治、経済と幅広い分野について、マレーの人達との豊富な交流を通して感じたり考えたりしたことを誠実な文章で表現しており、巷にあふれる「マレーシアは物価が安くて、ゴルフ三昧」うんぬんの軽い情報とは一線を画す内容でした。
 著者はクアラルンプール日本文化センター副所長をつとめ、帰国後退職して個人ベースでマレーシアに戻り、マレーシア国民大学で日本語教師をつとめるといったキャリアの方だそうです。高島俊男さんや京須偕充さんもそうですが、言葉を大事にしている人の物の見方、考え方は独特の深みがあって毎回新しい発見があります。(自分自身がこの手の内容が好きという傾向もあるかもしれませんが。)
 マレーシアに関する情報はえてして「気候がよくて物価が安く、ゴルフが手軽にできる」といった類のものが多く、胸を打つものをあまり見かけないのですが、本書のように地に足をつけた落ち着いた文章と、ある意味人生を見つめるような視点から綴られた内容を読むとホッとすると同時に、情報発信のクオリティーというものに改めて思いを馳せるきっかけを与えてくれたなと思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

気分転換

気分転換に、ブログの背景を昔使っていたものに戻してみました。が、表示が随分遅くなってます。1ページの表示数を減らすと改善するかと思ったらそうでもなさそう。ちょっとこれでは使えないなあ。・・・ということで再度変更しました。これで大丈夫かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

日帰り温泉

 先日神戸に夜行バスで行った際、帰りのバスを待つまでの間、大阪の日帰り温泉に行ってきたということを書きましたが、この所寒い日が続いているので、昨日は仕事が終わった後、家内と南武線の西多摩にある温泉に行ってきました。
 千代田線を代々木上原で小田急に乗り換え、登戸で南武線に乗り、南多摩で下車してあるいて10分弱の「季の彩」という施設に行ってみました。7時すぎに入り10時頃出たので、3時間くらいいたことになりますが、初めて岩盤浴というのも体験し、なかなか面白かったです。いろいろな種類の温泉があり、座ったり寝転がったりサウナに入ったり。岩盤浴も数種類あったので、休み休み回ってみました。夜中でも結構な人出で、若い人も随分いたのは意外でした。それでも芋をころがすような状態ではなかったのでゆっくりできました。
 帰りは1時間以上かかりましたが、体が芯から暖まって、夜も久しぶりに熟睡できました。こうしてみると、普段の生活ではいかに疲れを残したまま寝ているかが分かります。そのことが分かったのも一つの収穫かな。毎日のことですから、いかに疲れをとって体のメンテをしていくかを意識するかどうかは長年の蓄積となってくる表れてくるような気がします。そんな事を考えながら土曜の休みの朝を過ごしています。今日は午後から太極拳の稽古に行ってきます。

 

日帰り温泉

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

ちいさなきっかけ

小さなきっかけを育てていくことができるか。まず、それが何かの「きっかけ」になる、あるいはすることができるかに気づく力量が必要。そしてそれに対して具体的なアクションをとれる瞬発力と気力・体力・知力および忍耐力が必要。普段の生活でも、体調を整えておくことと、感性を研いでおくことが大事か。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

自分でやってみて初めて分かる

自分で実際にやってみることは大切ですね。頭で分かったつもりになっていても、実際には体が思うように動かないということが多いものです。全てを自分でやる事ができないケースでも、ちょっとさわりだけハンズオンでやってみると文字通り「手触り感」が得られ、全体をコントロールするベースの感覚が得られます。だから実戦経験の豊富な人は強い。まず自分でちょっとやってみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

« 2012年1月 | トップページ | 2012年3月 »