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ノマドライフ

 先日、本田直之氏の「ノマドライフ」を読みました。佐々木俊尚氏の「仕事をするのにオフィスはいらない」で広く知られるようになったノマドワーカーという概念から、ライフスタイルに踏み込んだ読み物で、なかなか面白く読み進むことができました。「ノマド」の議論もようやく実践的なライフスタイルの話として地に足がついてきたかなという感じがしました。
 「場所」について言えば、私自身はこれまで「行ったり来たりの生活」と表現していたのですが、要は住むところを複数持って、そこの間を行き来することで頭をリフレッシュできないかというイメージで物を考えてきました。
 具体的にはアメリカから帰国した1996年に群馬県に土地を入手し、はじめはそこから東京に新幹線通勤しようかと考えていました。しかしながら、バブル崩壊後会社が新幹線の利用をサポートしなくなったこともあり、まずは子供の学校の選択肢の多い東京に住むことにして、群馬との二重生活を模索していました。ログハウスが好きだったので、ログハウスを建てられないかと計画まで練ったりしていました。(ログハウスも必要であれば借りることもできるので、今は自分で建てることには興味が無くなりましたが。)
 そうこうしているうちに仕事でシンガポールや他の東南アジアの国々を訪問することになり、2002年に中国勤務となったことで、40代になるまでいかに中国や朝鮮半島、東南アジアの事を知らなかったのか思い知らされました。カルチャーショック。ある意味これまでの不勉強を恥じました。2006年に再び中国から帰国した後約2年の間は日本から出張ベースで中国の諸都市、ベトナム、台湾、インド等に出向きましたが、更にその感を深くしました。
 そうこうしているうちにリーマンショックが発生し、昨年は大震災と原発事故。政治は完全に崩壊して迷走しています。経済も先行きが見えない中、「行ったり来たりの生活」もなかなかままならない状況となり、これは国内だけを見て物を考えていてはいかんなというイメージを去年から具体的に持ち始めました。
 確かに先は見えないのですが、とはいえ一方では従来の既成概念が大きく崩れたことで、逆説的ですが「見晴らしはよくなったな」という気持ちもしています。「自立した個人の時代が来た」と言ってもいいかもしれません。
 ということで昨年はいろいろと新しい事を始めてみようと、年初にResolutionをたて、大小12くらい新しい事にトライしてみました。マレーシアのMM2Hの取得はその一つです。タイ、フィリピン等も選択できましたが、総合的に考えてマレーシアの長期滞在ビザをとりました。
 それと平行して中学生の子供を留学させられないかという話になり、これもカナダ、ニュージーランド等々いろいろ調べたところ、意外にマレーシアのインターナショナルスクールも現実的な選択肢ではないかと思い始めました。この件は今後どうなるかまだ分からないのですが、一昨年までは全く考えていなかった展開となっているのは面白いといえば面白い話です。
 等々、毎日の生活は一見今まで通りのルーティンを淡々と続けていますし、これからもそうだと思いますが、頭の中は思考停止している時じゃないなと思ってます。

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