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2012年8月22日 (水)

橘玲「(日本人)」読了!

 今回、マレーシアに来る前の夜に町屋のツタヤで橘玲氏の「(日本人)」を買い、クアラルンプールでの休日の間読み終わりました。
 橘玲氏というと、これまで雑誌のコラム等でしか読んだことがなかったので、海外投資等のアドバイザリーに特化した人かと思っていましたが、この本を読むと、資産形成のノウハウを語るだけでなく、日本人のライフスタイルに踏み込んで物を考えようという姿勢がうかがわれ、大変興味深いものがありました。
 従来であれば、本を読んだ後、FacebookやTwitterに「◯◯読了!」等というメッセージを脳天気に出していたのですが、最近はめっきりそういった記事を書いていません。Facebookも、実生活上の知り合いの数がそこそこ増えてきて、皆さんのライフスイルが人それぞれなので、いろいろ「気をつかう」必要がでてきたという事情のあります。その点、ブログは誰でも見ることができるとはいえ、わざわざ見にこなければいけない煩わしさがあるため、書き手の趣向や考え方、ライフスタイルに興味がある人だけが読んでくれるので、言いたいことを比較的自由に書くことができます。ブログ、Twitter、Facebook間の連携を遮断したのもそういった「使い分け」をするためです。
 ともあれ、この本は個人的には結構インパクトを覚えたのですが、反発を感じる人も多いように感じたので、Facebook、Twitterには「読了」のメッセージは出しませんでした。一方で、私自身の備忘録的にブログには書いておきたいと思った次第です。
 本の内容を簡単に記録しておきたいと思ったのですが、結構カバレッジが広く、一応読み終えたとはいえ、今後何回か見なおして、自分なりの考え方と調整していく必要があるなと感じました。
 全体に、個人的にこれまで考えてきた関心のある分野がオーバーラップしており、かつかなり共感する部分が多かった内容でした。細部の読み込みを改めてしたいと思っていますが、ここではあとがきの最後の部分の引用だけしておきたいと思います。
 「おそらくこれから10年以内に、私達は大きな社会的・経済的な動乱を経験することになるだろう。それは『この世の終わり』ではないけれど、多くの日本人の人生を根本から変えてしまうような衝撃をもたらすに違いない。ここでもういちどだけ<夢>を語ってみたい。戦後日本の繁栄を支えてきたシステムが崩壊しつくしたとき、残骸のなかから新しい世界が始まる。国家に依存しない経済的に自立した自由な個人だけが、その混乱のなかで、ユートピアへと達する道、すなわちエヴァンゲリオン(福音)を伝えることができるのだ。」
 この文章を書くために、延々370ページになんなんとする本を書いたということです。この分野の専門家ではないと思うのですが、その構成力、思考力は並の人ではないなと感じました。考えていることは同じベクトル上にあると思うのですが、自分でここまでの文章を構成する力はないなと思った次第です。はい。

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