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夢は必ずかなう?

 ロンドンオリンピックも明日で最終日になりました。日本選手の活躍が印象的な大会でした。
 なでしこジャパンも、あれだけ優勝の期待がかかる中、見事に銀メダルを獲得。個人的に好きで、東京でも何回か見に行った女子バレーボールも、中国を破り、韓国に勝って銅メダルは見事。女子重量上げの三宅選手、柔道女子57キロ級の松本選手、卓球女子団体等々、いろいろなシーンが思い出されます。
 一方で、オリンピックに限ったことではないのですが、一般的に選手や監督のインタビューは、競技後ということもあると思いますが、やや物足りないケースが多いような気がします。インタビューといえば、よく言われる表現で「夢はあきらめなければ必ずかなう」というのもやめてほしいなと思います。先日引退した400メートルハードルの為末選手が「成功した人がいう『夢はかなう』」という言葉だけがとりあげられてしまう。」といった趣旨のことを言っていたように記憶していますが、夢を追いかけてもかなわない事の方が多いわけで、勝者のことばとしては「苦しかったけれど続けてきてよかった」ということなのだと思います。実際、素直にそう表現している選手もいて好感が持てます。それがちょっと間違ってこういう表現になっちゃうんでしょう。「夢をあきらめなければ必ずかなう」というのは、「あきらめなかったからかなった」という結果論であって、「あきらめないイコールかなう」ということではないですね。もちろん「あきらめたらかなわない」のではありますが・・・。話がこんがらがってきましたか?この辺の話に関しては、曽野綾子さんもこういう言い方は教育的ではないといった事を書いていたような気がします。
 とはいえ、一流アスリートや監督の言葉自体はなかなか味のあるものも多いのも確かです。なでしこの宮間選手の言葉に、「目が覚めた時、もしその日一番やりたいことがサッカーじゃなかったら、私はその日に引退する」、あるいは「私は、試合には勝ちたいけれど、ただ強いだけのチームに入ってチャンピオンになりたいとは思わない。『一緒に戦いたい』と思える仲間がいるチームで、日本一を目指したい。」といったものがあるそうですが、確かになでしこの選手達はよく物を考えて、よく話し合っているなということがインタビューからも見てとれ、これは他の選手、チームからはあまり感じられない要素のように感じました。なでしこの大活躍の原動力はこういう所にあるのかなと思っています。

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