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フォーマット戦略

 AKB48がジャカルタを手始めに上海やさらには欧米にそのビジネスモデルを売り込もうとしているという。いわく「フォーマット戦略」。フォーマットの概要は、①定員16人の3チーム制を敷く。②3チームの下に研究生を 置き、昇格や卒業など、サバイバル競争を行う。③制服を着用し、楽曲はすべて秋元康のものを使用する。④名前は「○○○48」とする。⑤劇場での公演をベースと した「会いに行けるアイドル」というコンセプトを持つ。といった所らしい。フォーマットを作ることで、ニセモノを防ぎ、著作権などの権利も確保することが狙いという。
 これを聞いて、思い出したのは高城剛「人工18万の街がなぜ美食世界一になれたのか」で述べられていた以下のような話だ。「なぜなら、特産品、つまり完成品を海外に輸出しただけでは、その売り上げだけしか収入はありません。かれらはそうではなくスペインは『タパス』ゃ『ピンチョス』という文化そのものを輸出しようと目論んでいるのです。こうした文化そのものが世界に広がれば、その経済効果は計り知れません。美味しいものを食べれば本場に行きたくなる人が現れるでしょうし、その国の食材や料理人が世界中から求められることになります。もちろん、企業にとってもビックビジネスのチャンスが巡ってくるでしょう。アメリカがハリウッド映画を世界に輸出したように、スペインはいま国家として『食』を世界に輸出する計画を持っているのです。」
 フォーマット戦略は、意図的に著作権等を守りながら収益を確保する欧米人が得意な分野だが、いずれにせよアイドルのビジネスモデルや食文化といったソフトなものを伝播することによって周辺を含めた広汎なお金の流れを生み出そうというのは面白い発想だ。「快適なライフスタイル」というものもそういう意味では人をひきつけるマグネットになるのだろうと思っているのだがどうだろうか。

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