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2012年10月 4日 (木)

寺島実郎「世界を知る力」

 寺島実郎「世界を知る力」読了。寺島実郎さんは、NHKラジオのビジネス展望でのコメントがいつも理路整然としているのに感心して注目している人だ。この本には共感する所が多かった。先日書いた「英連邦」のユニオンジャックの矢(ロンドン、ドバイ、インド、シンガポール、シドニーを結ぶ直線)も述べられていて、ハタと膝をうったものである。ユダヤ人と中国人の地下水脈のようなネットワークの話も面白かった。「情報」とは何なのか、「世界を知る」とはどういうことなのか等々、真摯に冷徹に世界を見つめる視線に感銘を受ける。「マージナルマン」という概念も共感する。いい本だったなと思う。
 それにしても、振り返ってみると、自分自身の本の読み方も随分変わってきたなと思う。中学・高校時代は遠藤周作、司馬遼太郎、G・Kチェスタトンをよみふけり、大学から社会人になりたての頃は曽野綾子の作品を集中的に読んでいた。そして日下公人。その後ロスアンゼルス勤務中にE社の現地法人社長の話に触発されて大前研一の著作を片っ端から読んでみた。並行して谷沢栄一。ネットの世界に踏み込んだ最近数年は小山龍介や佐々木俊尚、本田直之等。変わり種は先日のべた坂口恭平や江戸シリーズの石川英輔。高島俊男や塩野七海も忘れてはいけない。まだまだいろいろな発信者に注目しているのだが、ここ数年は今までとはかなりカバーする分野が変わってきた。自分自身の生活を大きく変えているのと同期しているかもしれない。

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