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時が解決する

 日本学術会議というところが、核廃棄物の処理方法として考えられていた「地層保存」という手法について、安全性の確保が保証できないとして、見直しを提言したという。 
 昨晩のNHKのクローズアップ現代を見ていて、一つおもしろいなと思ったのは、これに対するソリューション提案として、まず浅い地下に保管、その後更に深い地下に保管と段階を追う形をとり数百年を過ごす、その間に方針変更があっても対応できるように、廃棄物は地上に戻せるようにしておくという案を出していたことだ。これはカナダが採用している方法らしい。問題先送りといえばそうも言えるが、技術の進歩や環境変化が読まない中、さしあたり手元でコントロールできる範囲で保管して、打開の道を時間をかけて探るということなのだろう。廃棄物が安全なレベルの放射線量となるまで10万年かかると言われている中で、後戻りのできないリスクのある決断をするよりも、柔軟に対応を変えていける次善の策で様子を見るという考え方だ。ある意味大人の考え方かもしれない。何故こういう議論がこれまで出てこなかったのかという点は残念だが、ようやくまともな議論も出てきたのかなという気もする。

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