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戦いの歴史

 KINDLEで吉川英治の「三国志」を読み返している。これは中学・高校時代に少なくとも二回は読んだ記憶がある。柴錬三国志も読んでいる。
 慶応大学の経済か法学部を受験した際に面接があって、受験勉強は大変でしたかと聞かれ、「ええ、まあ」とか言って「でも本は読んでました」と答えたら、何を読んだかを聞かれて「三国志」と答えた覚えがあるのだ。そのやりとりはおそらくプラス点にはならなかった雰囲気、つまり先方は「死にものぐるいで受験勉強してきました」という答えを期待していたような気がしたのだが、まあそれはそれとして、改めて読んでみると、よくもここまで戦争の話が続くものだと思った。塩野七生の「ローマ人の物語」も延々と争いの話が続くのだが、こうして見ると人間の歴史は戦争の歴史といっても過言ではないように思えてくる。
 更に思ったのは、やたらと首をはねたり、内容は考えてみるとかなりグロである。最近のホラー映画もかなり過激なようで見る気がしないが、三国志もさらっと書いてあるものの、考えてみると相当過激だということが分かる。文章と映画等の視覚的な表現はまた別物なので、文学と一緒にするなと言われそうではあるが、いずれにせよ、こうして見ると、人間の本性はそう変わらないのねという気がしてくる。年をとって昔読んだ本を読み返してみると、若い頃とは違う読み方ができるのも面白いものだと思っている。

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