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南の人、北の人

 中国の大連に二度行った事があります。いずれも冬ではなかったので、比較的過ごしやすい時期でしたが、大連の寒さが厳しいことは有名で、空港もしばしば悪天候で閉鎖されます。
大連の第一印象は「北の国だな」ということでした。どちらかというとストレートで謹厳実直といった気風は、日本の東北にも似た印象を持ちました。短期間の滞在だったので深いところは分かりませんが、少なくとも上海とはかなり違うぞという感じでした。
 中国で南といえば深センや広州、一応香港といったところでしょうか。さらに南に下っていけばタイやベトナム、シンガポール、マレーシア等々。やはり気候というのは人の気風に大きく関係があるように思います。日本でいえば東北と関西、瀬戸内、九州の気風は明らかに違います。東京はどちらかといえば東北文化圏に近いかもしれないと思っています。
 今年の年末は雨模様ですっきりした年越しになりそうにありませんが、憂鬱な空を見ると、やはりいい天気、温かい天気がいいなあと思ってしまいます。とはいえ、物を考えるためには、ある程度緊張感のある環境が必要かもしれません。夏の暑さが去って、空気が澄み切ってピーンとはりつめてくる秋口の頃が個人的には一番頭の冴える時期のような気がします。今年はそういった日は殆どなく、真夏から一気に冬の寒さが来たような天気でした。日本は四季があるからいいという言い方をされ、これまではその通りと思っていましたが、最近何となく、過ごしやすい季節は少なく、暮らしにくい日の方が多い土地柄のような気もしています。やはり個人的には、いろいろな場所に行ったり来たりしながら、いろいろな事をぼんやりと考えるのが性に合っているのかもしれません。ベースキャンプを設営して、いろいろな峰をアタックしていくイメージでしょうか。
 その意味では町屋の我が家は、まさに「うさぎ小屋」ですが、海外への窓口である成田にも羽田にも1時間、国内交通(鉄道)の要所である上野、東京にも至近という、私にとってはベースキャンプです。

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