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政府だのみ

 円安で燃料費が高騰し、漁船の操業がままならないとして、いくつかの漁協が休漁して大会を開いたニュースが流れていた。窮状を政府に訴えたいとし、まあその辺までは分からなくもないが、更に補償を政府に求めると言っている漁協もあったようだ。為替変動による損害について政府に補償を求めるということをサラリと言ってしまう発想は何だろう。急激な円安にあえぐ状況はよく分かる。私自身、子供の学費、生活費を外貨で払わなければいけないので、この円安は大きな逆風だ。既に年間で数十万円支出が多くなる計算になっている。
 円高でメリットのある人たちもいればデメリットを被る人たちもいる。円安もしかり。円安で困るということは、逆に言えばこれまで円高でメリットがあったということだろう。利益を享受する時は何も言わず、不利益については政府に補填を要求するというのはどうだろう。
 まあ、変化が急過ぎてキャッチアップできないという過渡的な話なのだろう。これから、価格転嫁という形で調整が進み、物価が上がるという事だ。変化の過程では摩擦が生じるもので、変化の度合いが大きければ大きいほどザワつきも大きくなる。一方で、この報道を見て、日本のメディアの姿勢、資質も相変わらずねという気もした。といっても、よく見積もって8:2という割合はここにもあてはまるのであって、一把ひとからげに物を言うのはマズかろう。今朝の日経のチャスラフスカさんをめぐるエピソードや、角田光代さんの記事は心ひかれたものだ。いずれもニュース記事ではないのだが。

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