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マレーシア総選挙

 ゴールデンウィークの後半4日を使って今年2回目のマレーシアに行ってきました。今回は、金曜の夜行でクアラルンプールに行き、翌日朝、空港で家族と落ち合ってそのままペナンに直行しました。ペナンで2泊し、日曜にKLに戻り、コンドで1泊し月曜に帰国というスケジュールでした。
 折しも日曜が総選挙の日にあたってしまい、街中が選挙一色でした。今回はマレー人優遇策に反対する華人勢力を中心とした政党の連合体によって政権交代になるのではないかともっぱらの噂でしたが、現政権側の巻き返しは強烈で、ペナンでも驚くくらいの数の現政権の旗がはためいていました。ダーティーと集中砲火をあびていたのが、数万人の外国人に急遽選挙権を与えて票を水増ししたといわれている事。更に一人に何回も投票させるような手も使ったと言われていました。結局、現政権が予想外の差をつけて勝利という事になったのですが、広範囲の停電が起きて、電気が通じたら票数の表示が変わっていたとか、いろいろな批判がネットや新聞等で交錯していました。
 現地に留学している子供のFacebookを見ると、今回の選挙への批判の記事がならび、プロフィール写真を黒一色にしてアピールしている人が多数いました。ペナンからKLに移動した際、空港には自動小銃を構えた兵士が警備をしており、暴動等の事態まで警戒しているという事が実感されました。実際、政府の指示で月曜は突然ホリデーとなり、子供の学校も休みになってしまいました。
 そんなこんなで、帰国日の月曜は、空港までの道中で騒乱が起きているといけないと思い、普段より1時間早くコンドを出発しました。幸い何事もなく帰国できましたが、機内放送で機長のアナウンスの最後に「今回の総選挙は透明性に欠けアンフェアなものだったのは残念だった」と異例のコメントをしていたのにはびっくりしました。(その後の日本語でのアナウンスではその部分は省略されてましたが。)
 等々、普段と違ってピリピリした雰囲気のマレーシアでしたが、帰国して日本のメディアの報道を見てみると、ナジブ首相が勝利宣言したという内容が伝えられており、不正に関する報道が出てくるまでにちょっとタイムラグがあったような印象です。いずれにせよ、よほどの未開の国ならまだしも、マレーシアでさえ選挙はこのレベルなんだなあと考えさせられました。ペナン自体については追々書きたいと思います。

Photo_2
選挙用の旗(これは政権側)が街中にあふれていました。
Photo_3
極楽寺という大きなお寺。
Photo_4
バスをフル活用して移動しました。交通機関が
とにかく安いのが助かります。

 

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