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2013年7月

ワーク・シフト

 リンダ・グラットンの「ワーク・シフト」を読みました(当然翻訳本)。久しぶりに結構長い英語の本の翻訳を読みましたが、この歳になると欧米人の体力にはちょっとついていけない感じでした。疲れた。ザザッと読んで、例によってPOMERAで抜き書きしておきました。
1.ゼネラリスト的な技能を尊ぶ常識を問いなおすべき。
2.職業生活とキャリアを成功させる土台が個人主義と競争原理であるという常識を問い直すべき。
3.どういう職業人生が幸せかという常識を問い直すべき。
てな事が書いてありました。同じような内容が手を変え品を変えて説明されているので、抜き書きも結構長くなりましたが、一応ここでは上記三点のみ引用しておきます。
ワークライフバランスという考え方ではなく、オンとオフの境界があいまいになっていくといった予測も書かれていますが、それも含め、振り返ってみると総じて述べられている論点に今まで考えた事もなかったというポイントは多くはなかったような気もします。しかしやはり欧米人は体力あるなあというのが率直な読後感でした。(それとも、学者さんが書いた本だからですかね。)

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「ぼくらのナニ−」

 「ぼくらのナニー」と聞いて、思い当たる人は相当に年配の方だろう。私も何十年ぶりかに思い出したのだが、ネットで調べてみたら、1970年にABCで放映され、日本では1971年にNHKで放映されたということらしい。何故このテレビドラマを思い出したかというと、一つだけ記憶に残っていたのが、「ウィンドウショッピング」という言葉を覚えたのがこのドラマだったのだ。
 実際には買わないのに、店先のいろいろな品物を見て回る事が楽しいといった会話がナニ−と子どもたちの間であったように記憶している。その時は「買わないのに見て回る」という事に、子供心に「意味が分からない!」という思いがあったのだが。
 今日は日曜日、午後から時間があったので、千代田線で町屋から新御茶の水に行き、Lブレス、ビクトリア、三省堂書店等をブラブラし、また新お茶の水から二重橋に進み、BIC CAMERA、LOFT、無印良品をブラブラして銀座から八重洲まで歩き、東京駅の大丸地下食品コーナーをブラブラした後、丸の内オアゾの地下のカバン屋をひやかした後、大手町から千代田線で帰宅するコースで散歩をしてきた。実際問題としては、テニスラケットのグリップのテープを買うという目的があったのだが、ついでにいろいろな店や通りを眺めて、結構面白かった。これはと思うような商品もいくつかあって、感性を刺激された。
 BIC CAMERAではアイロンを見てきた。家のアイロンが古くなったので、電気を切り忘れた際に自動でオフになるものをネットで調べていたのだが、これがいいのかなと思ったものの、アイロンの良し悪しというのも見当がつかなかったので、BIC CAMERAに足を運んで実際に見てみたのだ。すると、店頭の商品の種類もそれほど多くは無く、概ねネットで目星をつけた商品と重なっているという事が分かった。値段もポイント分だけネット商品より高くなっていたので、持ち帰りの手間を省くために迷わずネット購入とした。
 結局、本を一冊買ったが、その他様々なジャンルの大量の商品を眺めて、「おっ、こんなアイデアがあるのか、こんなセンスがあるのか」と大いに楽しめた。時間に余裕があって、体力のある時は「ウィンドウショッピング」もなかなかいいものである。こうしてみると、余裕があるという事が一つのポイントなのかもしれない。ウィンドウショッピングという言葉に「?」と思った10代前半の当時の私には確かにそういう余裕は無かった。

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おにぎり

 ご飯を炊いても、一度に食べ切らない事が多いので、残ったご飯を時々おにぎりにしている。昆布や梅干し等いくつか試してみたが、タラコおにぎりが今のところ一番気にいっている。作ったおにぎりは冷蔵庫に入れておいて、少しずつ食べているのだが、冬の間は電子レンジで少し温めてから食べていた。
 この所暑くなってきたので、ご飯を炊かずに素麺をもっぱら食べていたが、昨日は久しぶりにご飯の食事にした。残りをタラコおにぎりにしておいたのだが、今朝、冷蔵庫から出してそのまま食べたところ、意外に温めた時よりも味がよく分かっておいしかった。
 考えてみると、昔遠足におにぎりを持っていった時は当然冷えたものを食べていた訳で、あの時の感覚に近いものがあった。冬の間は寒いので、何も考えずに電子レンジで温めていたし、あったかい方がおいしいような気がしていたのだが、なるほど、おにぎりというのは本来こういうものかと、ちょっとした発見をしたような気がした。

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海南鶏飯

 海南チキンライスである。マレーシア、シンガポール、タイ等で一般的なメニューだ。これが結構好きで、屋台やフードコートで食事する時は、この手をよく食べている。極めてポピュラーなものなので、当たり外れがあまりないのもいいところだ。
 2000年頃、シンガポールに出張でよく出かけていたのだが、現地の駐在員が、「今日のランチはローカルフードでもいいですか」と言って連れていってくれた半分屋台のような店で、「ここのチキンライスはおいしいんですよ」と教えてくれたのが初めての出会いだろうか。
 食事の写真をネットにのせるのはあまり好きではないのだが、「こんな感じ」ということで、このあいだKLのセントラルマーケットに行った時に、中のフードコートで食べたものをのせておく。もうちょっと鶏を沢山盛ってほしかったが、観光地だからしようがないのだ。値段も200円以上したかな。

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 これに大抵、青唐辛子を小さな輪切りにしたものが入った醤油風のタレが小さな皿についてくる。これをチョビチョビつけながら食べるとうまいのだ。豆板醤風の味噌よりも個人的には好きである。この辛さと鶏肉の味が絶妙にからみあって、北京ダックもここまでかという、南国モード全開になるのである。基本的に安上がりにできているのである。

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投票率を見て思う

 昨日の参院選の投票率が52.61%で、過去3番目に低い数字だったらしい。自分の子供の頃の記憶では、選挙の投票率は普通60%を超えていて、それでも何か低いといった感じで報道されていたような気がする。
 投票権のある人の約半分の人の意見で政治が決まるとうのはいかがなものかという疑問は確かにあるのだが、一方で今回の選挙では、政治に一定の距離を置いている人が相応に増えているのではないかという気がしたのだがどうだろう。
 Hackシリーズの小山龍介さんのように「白票を投じた」という人もいるが、政治に無関心ではないものの、あえて投票しなかった人も確かにいたのだろうなという気もしてきた。その背景としては、従来のように「国」という概念に一定の距離感を持つ人が少し増えたのではないかという感覚がある。これはあながち「政治に無関心」といった、従来のステレオタイプな言い方では説明しきれない領域に入ってきたような気もするのだ。時代の変わり目にさしかかっているのかもしれない。
 直接的に関係は無いが、AppleやAmazonのような企業が節税のためにありとあらゆる対策を講じていてけしからんという事が最近マスメディアでしきりに取り上げられていたのを思い出す。だが、見方を変えると、こういったグローバル企業からは、国家も「選別される時代」になってきたと言えなくもない。古くはテニスのビヨルン・ボルグのように、高額の税金を逃れるために国籍を変えて非難された例もある。節税か脱税か。税金を収めないという事については「それでいいのか」という議論は必要だが、一方で国自体も税をめぐる環境の変化に制度の変更が追いつかない状態と言えなくもない。
 昨日の日経新聞だったろうか、「投票できる幸せをかみしめて」という記事があった。確かに例えば中国では我々が当然と思っている「投票」という枠組み自体が無い。その他の新興国でも投票の透明性が疑われるケースはよくある話だ。先日のマレーシアの国政選挙でも、国を二分したイベントとなったが、選挙はいささか不透明なものだったようだ。アメリカの選挙でも投票用の機械に不正なプログラミングがされていたというニュースもあった。そうしてみると、日本の投票制度は極めて健全に運営されているのかもしれない。しかし、大震災、原発事故等の厄災を経て、「政治は所詮政治」という感覚が一般にじわっと浸透したような気もする。
 オフショアを利用したグローバル企業は一つの例だが、税にかぎらず、徐々に個人レベルでも同様な意識が浸透してきているのかもしれない。我々日本人がこれまで何の疑いもなく当然と思っていた都道府県制に対しても、道州制の議論がようやく認知されるようになってきた。その先に「国」の概念も従来とは違った議論があるのかもしれない。常に制度や法律は現実を後追いするものだ。「選挙への無関心」といった言い方はもはや古色蒼然たる(団塊の世代の人たちの?)言い方かもしれないというのが今朝の私の感覚だった。投票率の低さは、逆説的にはそういった独立自尊の個人が増えたのかもしれないという意味で日本にとって悪い現象では無いかもしれないというのはうがった見方だろうか。
 星の一生を考えてみよう。地球自体もどのくらいの先になるのだろうか、無くなってしまうのかもしれない。その時は文字通り「人っ子一人」いなくなるのだろう。その時間軸と、目の前の出来事の比較はどう整理すればいいのだろう。

・・・等々、話が収集つかなくなる程度に今晩は酔っぱっているということで、対不起。 orz

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カスタマーサービス

 オンラインストレージのSugarSyncを数年契約していたのですが、他のサービスが充実してきたので、一旦解約しました。
 解約方法が分からなかったので、SugarSyncのサイトを見てみると、メールを送れと書いてあったので、昨晩簡単な内容のメールを送っておいたら、朝には返事が来ていました。サーバからアカウントを削除するとデータが復元できなくなるがいいかという最終確認でしたが、OKの旨返事を出しておいたら、朝食を食べている間にもう返事が来ました。
 少し変な英語なので、どこの国でコントロールしているのか分かりませんが、いずれにせよ驚くほど早いレスポンスでした。アマゾンや他のアメリカのサービスでも何回か質問を投げた事がありますが、基本的にきちんとした対応で満足しています。
 ネット上でサービスを購入したりする場合も、こういったきめ細かい対応をしてくれると、先方の体制に安心感が持てます。

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クアラルンプール

KL市内に久しぶりにでかけてみました。

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インド系の店が多い通り。
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セントラルマーケットの入り口です。
以下は、マーケット内のバッグ屋さんの店先。
バッグを買ったので特別に写真を撮らせてもらいました。
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空間の広がり

 海の日の三連休でクアラルンプールに行ってきました。家内と末娘が住んでいるコンドミニアムの1年契約が切れるタイミングで大家さんが物件を売りに出してしまったので、新たに同じコンド内の他のユニットを借りて引っ越しをする事になりました。今回は7月から新しい部屋に移ったところを訪問しました。従来の部屋が2階だったのに対し、今回は5階なので、風通しがいいのと、蚊が少なそうなのがよかったです。敷地の隣に残っているジャングルがちょっと遠くなりましたが、何か動物が入ってくる心配も無く、その意味ではよかったかなと思っています。(部屋さがしと契約で家内が走り回る事になりました。私も東京からメールで前の大家とデポジットの返却や精算方法等についてやりとりして多少サポートしましたが、やはり最後は現地で話を決着する必要があるので大変でした。)
 今回も金曜の夜仕事が終わってから夜行で出発。月曜の午後便で帰国するあわただしい日程でしたが、気温も朝晩は25度くらいで東京に比べてもかなり過ごしやすかったです。(マレーシアは中近東の人が「避暑」に来るという話もあるそうです。)このところの暑さでかなりへばっていたので、夜行でぐったりして到着したのですが、プールで泳いだりして体を動かしたのでリフレッシュしました。土曜は久しぶりにKLの市内にバスで出て行き、観光名所でもあるセントラルマーケットあたりをブラブラしました。ここは10年ほど前に初めてマレーシアに旅行した時にも来たことがあるので大変懐かしい気がしました。
 コンドに併設されているクラブにジムがあるのですが、人もさほど多くなく、ロッカールームも混んでいても3〜4人がいる程度。プールも10人も人がいれば、今日は多いなと思うくらいゆったりしています。この「人との間隔が広い」ということが結構心地良かったです。ここに限らず、空間を広く使っていること、空が広い(高い建物が少ないということでもありますが)といったことで気分的にも随分リラックスできたなと改めて感じました。
 いずれにせよ、普段の生活でも、身の回りの物をもっと少なくして、シンプルに、スペースをできるだけ広く使う心がけが必要かな等と、狭いエアアジアの座席の中で考えながら帰国した次第です。

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iPhoneのパノラマ写真の機能というのを初めて
使ってみました。これはクラブのプール周辺。
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ロッカールーム。一人で占領してます。

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航空機事故 #2

アシアナ航空のホームページにようやく事故に関する報告が掲載されている。ニュースでは、事故を起こした飛行機は副操縦士の訓練を兼ねた飛行中で、危機に際して正操縦士がいち早く交代していれば事故を未然に防げたのではないかといった事も言っている。
 写真で見る限り機体は相当な破損をしているのだが、かなりの人が命をとりとめたのはちょっと驚きだ。亡くなった二人は中国人女性で、一人は語学留学のためにアメリカに渡った学生さんらしい。サンフランシスコの美しい街に降り立つ期待にさぞかし胸をふくらませていたに違いない。この間のボストン・マラソンの爆破事件でも若い人たちが数多く犠牲になっていたが、痛ましい限りだ。

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副作用?

 この間、新聞の見出しで面白い表現があった。参院選公示直後の朝刊で野党のアベノミクス批判として「副作用で物価上昇」と書いていた。こういった第三者的な立ち位置を見ると、相変わらず天下泰平というか能天気というか、「トホホ」という気分になる。
 そもそもアベノミクスというのは「デフレ脱却」をうたっているのだが、デフレ脱却ということはイコール物価上昇だ。実際、インフレターゲット2%などと、はっきり「物価を上げる」と言っているではないか。これは彼らに言わせれば副作用でも何でもないだろう。
 個人的に関心があるのは、そのインパクトが今後どの程度になるかという一点だけだ。「ターゲット」と言っているが、実際問題として、それは政治がコントロールできるものでなく、政府と日銀は、いわば「海図無き航海」に乗り出してしまったと言ってよい。財政状況を考えると、座して死を待つよりはいいかという意味で「止むをえない」策かもしれないが、言葉を変えれば起死回生の博打に見えなくもない。
 とにもかくにも賽は投げられてしまったのだ。しばらく漂流をしながら、今後の日本丸がどこにたどりついていくのか、日本人の真価が問われる時代を迎えたのだと思う。

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航空機事故

 アシアナ航空の飛行機がサンフランシスコ空港で着陸に失敗する事故が昨日発生したとのニュースが流れている。米フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)らが搭乗予定だったという記事が目をひいた。搭乗便を変更したので難を逃れたらしいが、これと事故は何か関係があるのかないのか。
 ちなみにアシアナ航空のホームページには、この事故の情報は見たところ今朝の時点では何も掲載されていない。企業の危機管理を考えさせられる状況だ。今後の経緯を少しフォローしてみようと思った。
 Wikipediaを見てみると、航空機事故はこのところ毎年10件から15件くらい発生しているらしい。空を飛びかう飛行機の数を考えると、極めて低い数字かもしれないが、一旦事故が起きると多数の死傷者が発生するのが必至だけに、あまりいい気持ちはしない。

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ネット選挙

 ネット選挙がニュース等で取り上げられている。
 しかし、実体は選挙運動をネットで行うという程度の話なので、さほど話題にするほどのことはなさそうだ。これまでにも、区議会議員が自分の区の住人とおぼしきTwitterアカウントをフォローしてきたりしていたし(こちらからは別にフォローはしないが)、別にそこから彼らが発信してくる情報も見るべきものもなかった。
 何人もの政治家のTwitterアカウントが多くのフォロアーを獲得し、そこでの発言が話題になることも少なくない状況が既成事実としてある。いつも制度は後追いになるものだ。
 これがネットによる「投票」という実務的な分野に入ってくるとようやく「ネット選挙」という名にふさわしい段階になるのだろうが、なかなか課題は多そうだ。

 関東地方も梅雨があけたらしい。この週末は最高気温34度くらいのかなりの暑さになっている。来週の3連休はマレーシアに行く予定でいる。この時期はクアラルンプールの方が過ごしやすいかもしれない。

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レバレッジ・リーディング

 本田直之氏の「レバレッジ・リーディング」に、「ビジネス書を読んだら、抜き書きをPCで作って印刷し、繰り返し読んで頭に叩きこむ」というハックが紹介されています。
 最近、POMERAで何冊かの抜き書きを作ってみたのですが、A4ペーパーに印刷してカバンに入れていても、どうも隙間時間に紙を取り出して読もうという気になりません。そこで、昨日、ファイルをEvernoteに保管すると同時に、Gmailに添付して自分宛に送っておきました。Evernoteの方は結局まだ開いていませんが、メールの方は、専用フォルダを作って、そこに置いてみたら、iPhoneでも簡単に開いて読む事ができるので大変具合がよかったです。これで自分なりにアレンジした「レバレッジ・リーディング」ができそうです。

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ダイナミズムと成長感

 ちきりんの「未来の働き方を考えてみよう」を先週末に読んだのですが、一つ印象に残った文章がありました。曰く・・・

「そこには、日本にいてはもはや味わうことのできないダイナミズムや成長感があります。」

文脈の中では「そこ」とはアジアを指しているのですが、「ダイナミズムや成長感」という表現が腑に落ちました。最近は欧米に行っていないので、そちらの事情はよく分かりませんが、ことアジアに関していえば、一たび日本を出てみれば、やはりダイナミックに動いている事を肌で感じます。中国、香港、台湾、シンガポール、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、ラオス、そしてインド等々。その熱気に身をゆだねていると、自分自身にも遠い昔に確かにあった沸き立つような希望の息吹を思いを出すような気がする。そんな感じがします。私が機会ある度にアジアに出かけようとするのも、それが理由だとはっきり理解しました。 

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