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2014年5月26日 (月)

リー・クアンユー世界を語る

 最近読んだ本の中で、これはと思ったものの一つに「リー・クアンユー世界を語る」がある。鋭い切り口が満載で、これからまた少し時間をかけて読みこんでいく必要があると思っているが、大変印象的だったくだりに、以下のような箇所がある。(以下同書から引用)
「シンガポールに侵攻した日本人から、私は人生で唯一最大の政治教育を受けた。3年半で、権力の意味、権力や政治や統治の関係を知り、生活のために、人々が権力機構にからめとられることも学んだ。ある日、目の前には、申し分のない不動の主人としてイギリス人がいた。それが翌日には、日本人にとって代わられていたのだ。我々は日本人を、近眼で目つきの悪いチビで発育不全だとバカにし、嘲笑った。」
 シンガポールの根強い反日感情という事を時々聞くが、リー・クアンユーのこの言い方は強烈だ。対日歴史認識では、マハティール等の他の東南アジアの首脳とは一線を画して厳しい事がよく分かる。
 東南アジアで経済的に急成長したシンガポール。南国の明るい太陽がまぶしい先進的な都市国家で、私も好きな国の一つだが、ここでもやはり現代史をよく認識しながら物を考える必要があると思った。

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