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ルネサンスとは何であったのか

昨日の日曜の朝、塩野七海「ルネサンスとは何であったのか」をオーダーしたら夜にデリバーされてきたので、読み返している。

読み返しているというのは、何年も前に次女の文庫本を借りて読んだ事があるためだが、本を返した後も「『見たい、知りたい、わかりたい』という欲望の爆発が後世の人々によってルネサンスと名付けらることになる精神運動の本質でした」という一文が頭に残っていたものだ。

「ではなぜ、見たい知りたいわかりたいという欲望が、あの時代になって爆発してのですか」
「それまでの一千年間、押さえに押さえられていたからでしょう」
「誰が押さえていたのですか」
「キリスト教会が。イエス・キリストの教えのうちの最重要事は、信ずる者は幸いなれ、です。つまり天国は、信ずる者にのみ開かれているというわけで。この反対は、疑うということです。あなたのように、”なぜ”を連発する態度からして、あなたはすでに”ルネサンス精神”があるということになる」
「となれば、天国行きは絶望的ということですね」
「ルネサンス以前の中世に生きたキリスト教徒であれば、望み薄ですね」

最初に読んだ時(東日本大震災の前だった)から既に数年経って、私自身の考え方もそれなりに変わってきた事もあり、読み返してみると、以前ピンとこなかった事が腑に落ちる箇所が結構ありそうだ。少し腰をすえて読んでおこうと思う。

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