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プレーオフ

ついでに少し古い話ですがゴルフねたをもう一つ。

今年のサイバーエージェントレディースゴルフトーナメントで38歳の福嶋浩子選手が悲願の初優勝を飾りました。福嶋浩子選手は言わずと知れた福嶋晃子選手の妹。一時はプロを退き、姉のマネージャーを務めながら、将来的には姉のサポートをするためにティーチングプロの資格をとったりしていたようですが、2007年からツアーに再挑戦し、今年初優勝となりました。福嶋晃子選手は国内24勝、米国で2勝をあげている文字通りのトッププロ。姉妹の実績の差は天と地くらいの差があり、福嶋浩子選手はいつも「福嶋晃子の妹」と言われていました。その意味でも今回の優勝は喜びもひとしおだったと思います。
さて、話は優勝が決まったプレーオフの事です。相手は韓国のキム・ハヌル。福嶋はこの日スコアを落としてアップアップの状態でしたし、実力や実績からみてもキム・ハヌル優位かと見えましたが、プレー・オフ第一ホール目で、福嶋がパーとした後、キム・ハヌルが約1メートルのパーパット。誰もが2ホール目に進むと思いましたが、ボールはカップのふちをくるりと回って、結局ボギーとなり福嶋浩子の優勝があっけなく決まりました。惜しいパーパットがはずれて、キム・ハヌルは思わず苦笑い。
福嶋に勝ってほしいと思いつつも、キム・ハヌルがまさかこのパットをはずすとは思っていなかったので、「あれっ?」と相当違和感がありました。キム・ハヌルは、試合後のインタビューで、最終日、首位と6打差の4位スタートだっただけに、プレーオフの心の準備ができていなかったと答えていました(確かに、ホールアウト後、プレーオフに備えた練習はせずに、クラブハウスで休んでいましたね)。ただ、その場でテレビを見ていた第一印象としては、もしかすると半分「はずれてもいい」という気持ちがあったかなと思わせるくらいのあっけない幕切れで、はずした後も悔しいという表情を見せませんでした。当然、相手が日本を代表するプロの福嶋晃子の妹で、これまで優勝のない苦労人の福嶋浩子であることは知っていたでしょうから、心の片隅で、あるいは優勝を譲るといった迷いがあったのかなと思ったくらいでした。しかし、翌日のインスタグラムでは「福嶋浩子選手優勝おめでとうございます」と素朴なコメントをしており、SNSで見る限り、あっけらかんとした現代っ子の気質のようなので、そこまで深読みは不要なのかもしれません。プロの世界ですし、以前、やはりトッププレーヤーである中国のフォン・シャンシャンが、最終ホールの同じようなパットをはずして優勝をのがしたシーンも見た事がありますので、ありがちな事なのかもしれません。最近の女子ゴルフの韓国勢ではイ・ボミ人気の後を追って徐々に好感度のあがりつつキム・ハヌルですが、このプレーオフ以後、私も少し注目して見ています(キャラクターは相当違いますね。キム・ハヌルの方がさばさばしたアスリートという感じ。)。もっとも、韓国選手では個人的にはチョン・インジの活躍を期待していますが、あまり日本ツアーには参戦しないので、見る機会がほとんどありません。

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