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2016年9月 3日 (土)

部下にまかせる?

会社などで、よく「管理職は部下にまかせなければダメ」的な事をよく言われ、「まかせないで自分でやっている」人が、「部下をうまく使えないダメ管理者」的に評価される事がえてしてありそうです。部下育成のためとか、管理者は雑事はまかせて、その時間を、もっと大きな視点で物を考える事にあてろといった事でしょうが、しかしながら、これもケースバイケースですね。実務レベルに人材が厚い組織であれば、結果的にそれでうまく泳ぎ切るケースも多い訳ですが、「無責任な丸投げ」と「まかせる」を混同しているような場面も少なくないように思います。そもそもの話としては、今の時代、管理者の役割って何?というところから定義し直さなければいけないのかもしれませんね。特にネットの世界がここまで広がってくると、個々のメンバーの力を最大限に発揮するための組織、その中における「管理」とは何かという話は、一昔前とはかなり様子が違うと言っていいかもしれません。
最近、あるプロジェクトの中で、結構規模の大きいタスクがあり、担当の割り振りの中で、放っておくと、最若手のメンバーに「丸投げ」されそうだったのですが、それを丸投げすると、とても彼らだけではやりきれないのが見えていたので、ちょっと役割分担と担当者を工夫して、私自身で直接進捗管理する形で、予想以上のアウトプットを出す事ができたケースがありました。
腕のいい技術者を一人、特別に私の直轄で投入して、現場担当者には作業しやすいように内容を整理したタスクを明確におとす事で、丸投げした場合に比較して、おそらく数倍のパフォーマンスをあげることができたものと自己評価しています。このケースでは、私自身が段取りに相応のパワーをかけて、メンバーのシナジーを十分引き出す事ができたと考えています。
仕事でアウトプットを出すのには「チームの力」が必要ですが、一方で、その中で誰がどういった役割を担っていたかを適切に評価するのは、外野からは見えにくく、それはまた大変難しい事なので、「正直者が馬鹿を見る」的な事も往々にして起こっているとも言えましょう。成功の陰には「隠れたファインプレー」が必ずあるはずで、そこをしっかり押さえてくれているのがプロフェッショナルという人たちだと考えています。

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