映画・テレビ

映画「エベレスト」

体育の日の三連休でクアラルンプールに行ってきました。土曜の夜はまたマレーシア・フィルの演奏会に行き、日曜の午後は映画「エベレスト」を観てきました。
「エベレスト」は、山の美しい映像が観られるのかなという軽い気持ちで予備知識なく行ったのですが、結構憂鬱な映画でした。
1996 年に実際にあったエベレスト大量遭難を描いたもので、日本人の難波康子さんが参加し、彼女自身も登頂後ベースキャンプの300m手前まで下山しながら遭難 してしまったという悲劇的な事故です。複数の人為的なミスにより何人もの犠牲者を出した事故ですが、映画では高山の過酷な世界を垣間見る事はできましたが、一方 で、エベレストの「商業登山」の是非という側面も重くのしかかってきます。問題提起をしているのか、その割に安直な人間ドラマ的な中途半端さもあり、作り手のねらいや軸足がよく分からない内容に感じました。周りの人間にあれだけの心配と迷惑をかける冒険を単純に美化はできない中で、これは映画的にはあまり評価できない気がしました。
難波さんについて調べてみると、早稲田の出身で大学時代から山登りにとりつかれ、多くの有名登山家が大きなスポンサーをつけて山に登るのに対し、彼女は仕事をしながら自費で7大陸最高峰登頂に成功したという異色のクライマーだそうです。映画の中でも、エベレストの頂上に小さな日の 丸をたてるシーンはさすがにグッときました。チームの判断ミスもあったりして、彼女が生還できなかったのはかえすがえすも残念に思えます。
美しい山のシーンを観ようと思って行った映画ですが、ぐっとテンションが下がってしまいました。

Twin_tower

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サンダーバード

 サンダーバードと言えば、小学校の頃随分人気があった人形劇でしたが、最近またリメイクのドラマが作られているようです。この間、HULUでちょっと前の映画版サンダーバードを見て、それはそれで楽しめたのですが、 Thunderbirds Are Go! というタイトルがどうもしっくりこない気がしました。Go がどうしても動詞に思えてしまうので違和感があったのですが、三女に「このGoって使い方するの?」と聞いたところ事もなげに「準備完了って意味じゃない」と言います。という事で辞書をひいてみると(最初から調べればいいんですが)、ちゃんと All planes are go. All engines are go.とかいった用例があって、まさに準備完了という事で、フツーに使われている用法のようです。なるほどねって感じでした。

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日本語字幕

 先日、テレビのチャンネルを回していたらたまたま「スペシャリスト」をやっていたので見てしまった。シルベスター・スタローンとシャロン・ストーンのアクションムービーで、グロリア・エステファンが歌うエンディングテーマのTurn The Beat Aroundが結構好きだったのだが、ラストで最後の標的を仕留めた後、現場からオープンカーで立ち去る二人の会話の字幕が変だった。スタローンが「気分はどうだ」と問いかけ、ストーンが「最高よ!」と答える。
 実際は「Better」と言っているのだが、両親の仇討ちに命をかけるストーンに、危険を犯して復讐するのはもうやめろとスタローンが言う途中の経過等を考えると、これはどう考えても「最高」の気分である訳がない。空虚な気持ちで「最高」と投げやりに言っている翻訳と深読みできなくもないが、そこまで読み取る人は少ないだろう。
 Gravityの邦題がゼロ・グラビティというのはおかしいと以前の記事で書いた事があるが、時々私でも変だなと思う日本語訳がある。

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Gravity

 映画"Gravity"を先日クアラルンプールで観た。コンドから歩いて10分ほどの所に巨大なショッピングセンターがあり、なかにシネコンが入っているので、KLに行くとよくそこにでかけている。9月に行った時もGoogleを舞台としたコメディー、"Internship"を観たのだが、その時に予告編をやっていたGravityを今回は3Dで観てきた。
 予告編でも宇宙空間の美しさが圧倒的だったが、全編息つく暇もない展開で面白い映画だった。どうやってこれを撮ったんだろうというシーンばかりで驚く。Speedで一躍トップスターにのし上がったサンドラ・ブロックが主演。オーシャンズのジョージ・クルーニーがいい味付けをしている。末娘曰く、「ジョージ・クルーニーのやってた役、格好良すぎだよね。」ストーリー展開は、やや無理筋とも思えるが、娯楽作品としては一流。スカッとした後味だった。
 帰国してネットを見ていたら、日本での公開は12月らしく、随分遅い公開のようだ。クアラルンプールでは洋画の話題作は欧米とほぼ同時くらいに公開されている。日本での公開が何ヶ月か後というケースが多いような気がするが、これは業界の事情があるのだろうか。映画の公開スピードでは日本は「辺境」という感じがする。
  KLで観る映画の難点は、字幕が中国語とマレー語で出ることだ。漢字をちらちら見ながら英語でしゃべっているのを一生懸命聞く事になる。Gravityのようなアクション映画は画面と音だけでも十分楽しめるが、細かいニュアンスのセリフの多い映画は難儀をする、というか、あまり細かい所がよく分からないまま終わってしまい、英語力の無さを思いつつ映画館を後にすることになる。と言いながら、そこから勉強する訳でもないのが怠け者のゆえんなのだが。
 ちなみに、Gravityの邦題は「ゼロ・グラビティー」で、意味は真逆だ。殆どの画面が宇宙空間の無重力状態だからこうしたのだろうが、ストーリーからすると、Gravityの方がずっと味のあるタイトルだと思う。映画のラストでGravityという言葉の意味が余韻として残る仕掛けになっているのだが、「無重力」ではその意図が台無しになってしまうのだ。

Gravity Official Trailer

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トータル・リコール

 先日広州に行くJALの飛行機の中で「トータル・リコール」を見ました。これは1990年にシュワルツネッガー主演で政策された映画のリメイクです。ロスアンゼルスで仕事をしていた時に見て、結構好きな映画でした。ビデオも買って、何回見たでしょうか。ということで、今回のリメーク版も是非見たいと思ってました。8月にクアラルンプールに行っていた時に近くの映画館でやっていたのですが、アメージング・スパイダーマンがiMaxでやっていたのでそちらを見てしまったので、トータル・リコールを見る機会を逸してしまいました。DVDでも借りるかなと思っていたのですが、今回たまたま機内の映画で見ることができたのでラッキーでした。
 いやー、前作をよく見ていたので、それとの比較で結構感動でした。シュワルツネッガー版は、コスト節約のために、メキシコで撮影したと聞いてますが、今回の映画はCGを駆使して、前作とは比べ物にならないほどの迫力です。構成もかなり違っていますが、ところどころ前作へのオマージュ的なシーンがあって面白かったです。興味がある方は2つを比較して見てみると面白いと思います。でも、シュワルツネッガーと言えば、代表作は何と言っても「ターミネーター」特に「ターミネーター2」ですね。ロスアンゼルスで撮影された映画で見たことがあるような場所がいろいろ出てくるので、これも何度も何度も見たものでした。
 ちなみに、往復の機内でバットマン・ダークナイト・ライジングも見ましたが、こちらは「暗い」ですねー。どうもバットマンシリーズは個人的にあまり好きになれません。おまけで綾瀬はるかの「ひみつのアッコちゃん」も見たのですが、これは結構面白かったです。ひみつのアッコちゃんの漫画も考えてみれば結構荒唐無稽なストーリーだったんだなあと改めて思った次第です。こうしてみると、映画の力はやはりあなどれませんね(笑)。

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三丁目の夕日

 「Always三丁目の夕日」シリーズの第三作目が今日から公開されているようです。この映画、一作目と二作目はヒットしてから随分たってからDVDを借りて見たのですが、いろいろ印象的な場面がありました。 
 日本橋の上で薬師丸ひろ子が「どんどん変わっていくのね」(少し言葉が違っていたかもしれませんが)というシーン。日本橋と言えば、真上を高速道路が走る高度成長期の無計画な都市整備の象徴のような印象があるのですが、この映画の中で、「この橋の上を道路が通るんだぜ」と一平が淳之介に言うセリフが心に残っています。淳之介が未来の都市として書いた絵に、空中にパイプのような道路が張りめぐらされ、その中を未来の自動車が行き交っているものがあり、それと重ね合わせた子供どうしの会話なのですが、なるほど、今見ると醜悪そのものの景色なのですが、当時はそんな希望にみちた気分が日本にあったのかな等と思いました。何事にも歴史や経緯があるのだということですね。

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2位じゃダメなんでしょうか

 木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」の中で、イネの苗をいろいろな条件で育てる実験を小さなポットで行うという箇所がありました。普通に田んぼでテストしていると1年かかるのが、その方法だと数カ月で結果が分かるのだそうです。
 スーパーコンピューターの演算速度を高めることに世界がやっきになっている理由の一つに、複雑なシュミレーションの計算時間を短くするということがあると聞きました。いろいろな前提に基づく仮説について、従来何年もかかっていた計算をほんの短い時間でやってのけてしまうといいます。それによって、各分野の研究が飛躍的に進んでいるのだそうです。超高速のトライアルアンドエラーが可能となるコンピューターの世界。奥が深いです。

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「二つで十分ですよ」

 ブレードランナーをDVDで見ました。今頃?って感じですが、ずっと気になっていた映画です。1982年ですか。今から30年弱前。ロスアンゼルスの3rdかどこかのトンネルで撮ったとおぼしきシーンがありますね。ターミネーター2でも使われてました(違うかもしれませんが)。
 いやしかしこれはディープな映画ですね。おまけに5つもバージョンがあるということで、訳が分かりません。「強力わかもと」のCMが大スクリーンに何度も出てきたり、スシマスター(?)とハリソンフォードが何故か日本語と英語でやりとりしたり、ゴルフなんとかという日本語の看板が出ていたり、おまけに中国だか日本だか分からないアジアンテースト。何でしょうねこれは?って感じ。と言いつつもっとディテールを注意して観ていきたい映画でした。細部にものすごく凝ってる。熱狂的なファンがいるというのも理解できます。(ヒマナイヌの川井拓也氏もその一人のようですね。)いやまいったまいった。まあ、元気の出る映画ではありませんけど、映画はやはりあなどれません。

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ピンクパンサー

ちょっと古いですが(と言っても最新版の)映画「ピンクパンサー」を見ました。最初はつまらないなと思っていましたが、だんだん渋い笑いにひきこまれました。特に、アメリカでの調査の前にクルーゾー警部が英語の特訓をする場面。フランス人なのでHの発音ができず、ハンバーガーがうまく発音できないところ。大笑いしました。終わりの方で、空港でコートのポケットにハンバーガーをつめこんで検閲を通ろうとしたら、ポケットに何が入っていると詰問され、「ハンバーガー」がまた通じなくて大騒動に・・・。とにかく笑いました。

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