書籍・雑誌

Your Hilights

 Kindeで本を読んでいる時に、よくハイライトをつけています。これらのハイライトが、Amazon のサイトから一括で見られるという事を随分前から知っていたのですが、どうもデータが反映されておらず、おかしいと思いつつ1年以上たってしまいました。Amazon.comのアカウントとAmazon.co.jpのアカウントを結合したあたりからおかしくなっているらしいのですが、最近、それでもと思い、この週末はAmazon.co.jpやAmazon.comにメールで問い合わせしていました。返事が数時間で来るのは感心ですが、日本側は、このサービスは日本のアマゾンの管轄ではないので米国に問い合わせてくれと言うし、米国に問い合わせると、そんなはずはないので、一度電話で話したいと言ってきました。

 何か面倒くさいなあと思いつつ、半ばあきらめぎみでネットをあさっていたところ、同じような悩みを持つ人は少なからずいるらしく、結構たくさんの記事がありました。といっても、ほとんどは微妙にシチュエーションが違うようで、いくつかの方法を試みましたがうまくいきません。しばらくまた放っておくかと、それでも最後にダメ元と思い、一つの記事にしたがって、米amazonのサイトhttps://kindle.amazon.com/を開いてログインするとビンゴ!ばっちりハイライトが表示されてきました。原因がよく分からないのですが、従来ログインしていた場所が違うようで、画面の右上に表示されるHello,○○.の名前も違っています。米国のアカウントでログインしないといけないという事のようですが、今までは日本のアカウントで入っていたのか?その辺がよく分かりません。
 いずれにせよ、これを利用すると、本の抜き書きがPC上で簡単にできるので、かなり有効に使えそうです。これまでラインマーカーで本に線を引いて、それを手でノートに書き写していた労力を激減させ、抜き書きを何回も読みなおす時間に回す事ができます。操作のどこがどう悪かったのかよく分からないままうまくいってしまい、これまでの時間がもったいなかった気もしますが、まあこれからせいぜいこの機能を活用していきたいと考えています。
 
 

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新しい日本人

 日下公人さんの「『新しい日本人』が創る2015年以後」を読んだ。
日下さんも年齢を感じている(自分に残された時間を考えている)のだろう。最近はストレートな物言いが結構ある。この本は重層的な日本人という概念をベースにいろいろな話題を展開しており、共感する部分が多いが、最近自分自身が感じていた事とピッタリフィットする部分もあった。
 曰く「貧しかった時代は『本業』があって『余暇』があった。一生懸命働いて、やっと休みをもらって遊びに出かける。これをレジャーと称した。豊かな社会になるとレジャーの区別がなくなる。そんな仕事も増えてくる。「見かけは仕事をしているけれど、心の中は遊んでいる」という、人が珍しくなくなる。これは日本が先端産業国になったからである。仕事と遊びの区別を一生懸命つけてきたのが近代社会だった。フロンス革命以降の啓蒙思想とか合理精神からすると、そうなる。ものごとを区別してはっきりさせるのが近代だった。だから『一日八時間は、会社に売った時間で、それ意外は自分の時間』とはっきり区別しようとしてきた。その境界を曖昧にすると『公私混同』と呼ばれた。」
 「ライフワークバランス」という言葉がはやりだが、個人的にはこれは底の浅い考えだと思っていた。公私混同の勧め、システムでいうとBYODにもつながるかもしれないが、フロンティアはそういうものだという気がする。もっとも、これは「フロンティア」の話であって、現実的には、えてして易きに流れる事が多いのだろう。しかし、少なくとも自分はそういった「いきのいい」フロンティアに身を置きたいものだと常々考えているのである。

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Kindle

 このところKindleストアで何冊か本を購入して読んでいる。KindleはPaperwhiteの前のモデルから持っているのだが、当初の興味も暫くすると少しさめてしまい、なんとなく遠ざかっていた。
 しかし、先日クアラルンプールに行く前に一冊新しい本をダウンロードして持っていった所、その本が面白く、一気に読んでしまった。現地でKindleをWiFiに接続し、Kindle Storeを検索して同じ著者の本をもう一冊購入。これも1日で読んでしまった。金曜の夜行で行って月曜のお昼前に空港に向かったのだが、飛行機待ちのゲート前で手持ち無沙汰なので、空港のフリーWiFiを使って、7時間のフライトで読むように更に1冊ダウンロードしておいた。
 平日の通勤にはKindelは携帯していないが、iPhoneのKindleアプリを使えば、前回読み終わった所からすぐに読み始める事ができる。混んだ電車内では逆にiPhoneの方が都合がいいくらいだ。どこでも本をダウンロードできて、デバイスを選ばず継続的に読書ができるのはやはり秀逸だと実感する。
 今日は、ふと思い立って、兄が何度も話題に出していたにもかかわらずずっと聞き流していた三浦しをんの「舟を編む」を昼休みに購入してみた。帰りの電車でiPhoneで読みはじめ、夕飯を終えてこれからKindleで読み進む。
 ハイライトした部分を一括して閲覧できる機能が米国のAmazonでは使えるらしいのだが、これが日本のAmazonのサイトではどうもうまく機能しない。このサービスが使えるようになれば、これまでのように「抜き書き」してサマリーを作る事も必要なくなるのだが、もう少しすればどうにかなるのを期待しよう。
 いずれにせよ便利な世の中になったものである。

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シンガポールの歴史

 リー・クアンユー世界を語るを読んだ勢いで、岩崎育夫さんという方の「物語 シンガポールの歴史」(中公新書)という本を読んでみた。
 全然「物語」ではなく、数字、統計も多い本だが、短い同国の歴史を駆け足で把握するには良い本だと思った。
 イギリスが植民地とした時、シンガポールには住人が殆どいない島で、ジョホールの王様に年金を保証する事で比較的たやすく譲渡されたという経緯は興味深かった。他の植民地とは事情がかなり異なるが、リー・クアンユーのいう「申し分の無い不動の主人」としてのイギリスへのシンパシーもこういった歴史の延長線上に醸成されたのだろうということが少し理解できた気がした。隣国であるマレーシア、インドネシアとの関係も多少分かった。
 現在は東南アジアの中心的な存在として注目されるシンガポールだが、短いながらその歴史をひもといてみれば、国の運営には結構な綱渡りを経験している事がリアルな感覚で分かる。直近50年、100年の現代史はやはりよく学んでおく必要がある。次回シンガポールに行く機会がいつあるか分からないが、これまでとは少し違った見方ができそうだ。
(ちなみに、先日KLから帰国する際、橘玲の「タックスヘイブン」を飛行機待ち時間に空港でKindleにダウンロードし、機内で7時間缶詰になっている間に読んだのですが、これもシンガポールを舞台にした小説でした。という事でこの1ヶ月ほど何故かシンガポールづいていましたが、とりあえず歴史ものを読んだので、ちょっと一段落しようかと思います。)

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リー・クアンユー世界を語る

 最近読んだ本の中で、これはと思ったものの一つに「リー・クアンユー世界を語る」がある。鋭い切り口が満載で、これからまた少し時間をかけて読みこんでいく必要があると思っているが、大変印象的だったくだりに、以下のような箇所がある。(以下同書から引用)
「シンガポールに侵攻した日本人から、私は人生で唯一最大の政治教育を受けた。3年半で、権力の意味、権力や政治や統治の関係を知り、生活のために、人々が権力機構にからめとられることも学んだ。ある日、目の前には、申し分のない不動の主人としてイギリス人がいた。それが翌日には、日本人にとって代わられていたのだ。我々は日本人を、近眼で目つきの悪いチビで発育不全だとバカにし、嘲笑った。」
 シンガポールの根強い反日感情という事を時々聞くが、リー・クアンユーのこの言い方は強烈だ。対日歴史認識では、マハティール等の他の東南アジアの首脳とは一線を画して厳しい事がよく分かる。
 東南アジアで経済的に急成長したシンガポール。南国の明るい太陽がまぶしい先進的な都市国家で、私も好きな国の一つだが、ここでもやはり現代史をよく認識しながら物を考える必要があると思った。

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いろいろな経験

「困難の中に楽しさもおもしろさもあるという単純なことさえ、平凡な暮らしを望み続ければ理解することができない。用心深いというより、小心な人の生涯は、穏やかだという特徴はあるが、それ以上に語る世界を持たないことになる。だから多分そういう人は、他人と会話していてもつまらないだろう。語るべき失敗も、人並み以上のおもしろい体験もないからである。話の面白い人というのは、誰もがその分だけ、経済的、時間的に、苦労や危険負担をしている。人生というのは正直なものだ。」 曾野綾子「人間にとって成熟とは何か」より

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iPhoneとKindle

最近外出中の電車の中等でiPhoneを使ってKindleストアから購入した本をよく読んでいる。家にいる時は目が疲れにくいKindleのペーパーホワイトを使っているが、外出した際に読むのにはiPhoneの方がより手軽なためだ。画面が小さいが、フォントを大きくしておけばそれ程の違和感は無い。複数のデバイス間の同期も一瞬で終わるので、家のKindleで読んだページから外出中のiPhoneですぐ読み始める事ができて大変便利だ(これはちょっとした感動もの)。イヤホンで音楽を聞きながら本を読む事もできる。思いついて前のページを見たいとかいった場合は移動が紙の本ほど簡単ではないのが難点だが、それを補って余りある便利さと言っていいと思う。著作権の切れた昔の名作等は0円というものも多いので、読んでも読んでも追いつかないくらいの材料が目の前に広がっている。本当に贅沢な時代になったものだ。

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後日談

 この間クアラルンプールに行った際にKindleを持っていかなかったので、現地滞在中に購入したシャーロック・ホームズ本を機内で読めなかったと書きましたが、考えてみれば、iPhoneのKindleアプリで読む事ができたという事に今頃気づきました。いやはや。
 ということで、通勤時間に少しずつiPhoneで読んでいるのですが、これがなかなか乙なものです。まあ、KLでは英語版を買い求めたのですが、帰国して翻訳本を買ってあわせて読んでいるという意思の弱い私ですが・・・。
 ちなみに、Audibleの音声版もゲットしてあるので、英語、日本語、音声と3拍子そろった教材(?)になっています。

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ビジネス書

昨日上野に出た際に、少し時間があったので駅構内にある本屋にちょっと立ち寄り、たまたま目についた吉越浩一郎という人の「日本人は日本を出ると最強になる」という本を買ってきた。新書より少し大きいサイズのビジネス書で、今日のうちに読み終わってしまったが、結構面白い箇所があった。二つほど抜粋してみると・・・

「仕事はあくまでもゲームであり、いつか自分の人生から消えてしまう架空の空間です」
「私は会社に入ってまず身につけるべきは『フォロアーシップ』だと考えています。」

前者は、特にサラリーマンの人生はそうかもしれない。後者については、確かに、今の若い世代は特に「フォロアーシップ」を教育されていない人が結構多そうだ。ただ、自分自身の経験を今振り返ってみると、フォローしなければいけないシニアの人間の力量がやはり問われるような気もする。年寄りも若者も「あまちゃん」という状況に今の日本はなっているのかもしれない。まあ、どちらかがしっかりしているというのはありえない気もするが。
 ちなみに、話は違うが、年寄りと若者という事で言うと、先日クアラルンプールに行った際、電車で2回席を譲られてしまった。昨年広州に行った時も2回座らせてもらった事はここにも書いたが、どうも日本以外のアジアの国の方がまだ年長者を大事にする気持ちが残っているようにも感じる。
 本の話に戻ると、この吉越さんという方の奥さんはフランス人だそうだ。そういえば、大前研一氏の奥さんもアメリカ人、HACSシリーズの小山龍介氏の奥さんはタイ人だったと思う。お二人ともアメリカ留学時代に知り合ったというが、吉越氏もドイツ留学時代に知り合ったフランス人ということらしい。面白い共通点だと思った次第。
 いずれにせよ、こういったビジネス書は、現場での経験から語られているので、新たな視点も当然あるが、自分の経験から「何となくこうかな」と思っていた事を、うまく言葉で表現してくれているケースが結構あり共感できる部分が多い。

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ワーク・シフト

 リンダ・グラットンの「ワーク・シフト」を読みました(当然翻訳本)。久しぶりに結構長い英語の本の翻訳を読みましたが、この歳になると欧米人の体力にはちょっとついていけない感じでした。疲れた。ザザッと読んで、例によってPOMERAで抜き書きしておきました。
1.ゼネラリスト的な技能を尊ぶ常識を問いなおすべき。
2.職業生活とキャリアを成功させる土台が個人主義と競争原理であるという常識を問い直すべき。
3.どういう職業人生が幸せかという常識を問い直すべき。
てな事が書いてありました。同じような内容が手を変え品を変えて説明されているので、抜き書きも結構長くなりましたが、一応ここでは上記三点のみ引用しておきます。
ワークライフバランスという考え方ではなく、オンとオフの境界があいまいになっていくといった予測も書かれていますが、それも含め、振り返ってみると総じて述べられている論点に今まで考えた事もなかったというポイントは多くはなかったような気もします。しかしやはり欧米人は体力あるなあというのが率直な読後感でした。(それとも、学者さんが書いた本だからですかね。)

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